【報告】健康食品の相談Q&Aを紹介 ネットワークビジネス協議会を開催

ネットワークビジネスを主宰する会員会社の担当者ら約30名が参加しました。

  今回の協議会では、当協会の消費者相談窓口で受け付けた健康食品に関する相談の中から、回答の仕方に注意を要する相談内容(11の事例)をピックアップし、回答例と併せて紹介しました。例えば「目安量よりも多く飲んだ方がいいのか」という相談に対しては、「健康食品は病気の治療を目的としていません。多く飲むほど効果が表れるわけではなく、逆に摂り過ぎることで健康被害が出ることもあります。目安量を守り、体調に合わせて飲む量を少し調整するのが適切な摂り方です」といった回答例を挙げました。

  業界誌の記者からは、おもに仮想通貨で出資を募り、金融商品取引法違反が認められた事例や、機能性表示食品制度の現況などについて解説がありました。

当協会事務局からは、協会の新たな取り組みを発表。会員会社の販売員と協力して行う「見守り活動」や、関連法規に精通した人材を育成する「ダイレクト・セリング教育マスタークラス」の概要を説明しました。