「終活リノベーションのすすめ」

概要 主催:兵庫県尼崎市消費生活センター
今回のセミナーは市の方が熱心に広報していただいたお陰で、大勢のご参加がありました。講師の張氏は複数のテーマの講演依頼をこなしていますが、中でも人気があるのが、終活 に関する内容です。特に高齢者の関心ごとである。葬儀・お墓・相続・エンディングノー トなど、それらを前向きに考えていくものです。葬儀などのプランを家族に説明し、見送る側の意見きく、相続では子供のきを引くための適当な言葉は控える。成り行き任せにし ないで遺言書を書く、など、どれを取ってもとても大切な事柄です。エンディングノート そのものには法的効力がないことも教えていただきました。思いを伝えるツールなのだそうです。

「キャッシュレス時代を賢く生きる方法」

主催:霧島市消費生活センター
受講者のキャッシュレス決済の利用状況を確認させていただいた上でキャッシュレス決済の種類やその概要を説明しました。現在、日本におけるキャッシュレス決済の比率は年々伸びては来ているものの2022年は36.0%にとどまり諸外国に比べ低い。その背景として、“根強い現金主義”や“現金の安全で利便性の高いインフラの充実”など「日本は現金を使うのに便利な国」であること、一方、外国では“個人情報を取得されることに抵抗がなく“現金を使うためのインフラが未整備である”などの現状があること、など現代の日本を取り巻くお金事情について解説しました。キャッシュレス4.0などの次世代の決済方法の進化についての話も、参加者の興味をひいていたようでした。また、暗号資産についても、その仕組みや利便性をわかりやすく説明を加えました。

「スマホを賢く使って安全に楽しく暮らすヒント」

主催:霧島市消費生活センター
昨日は茨木県日立市にて本プロジェクトのセミナーを終えた廣重氏が長時間の移動の後、霧島市に到着、早朝のセミナーに駆けつけました。最近では高齢者の方でもスマホを利用される方が増え、その使い方、特に安全かつ様々な機能を生かした使用方法については大変興味のあるところです。例えば、スマートフォンを紛失した時の連絡先は?スマホの契約内容を把握していますか?等、ハッとする質問から始まり、フィシング詐欺 やワンクリック詐欺、サポート詐欺、普段利用している銀行や会社からパスワードを入力するメールが届いた場合の対応、等々、悪質な事例を挙げて回避する方法を学びました。また、それとは逆に便利なアプリやネットサービスについて楽しい情報も提供されました。

「マイナンバー制度と私達の暮らしへの影響 」

主催:石川県消費生活支援センター
政府が推奨するマイナンバーカードですが、何かと不安も多いものです。本セミナーはカ ードそのものの実態をよく知ることから始まり、安全性や利便性に加えて、マイナンバー カードに関わる詐欺被害等ついても解説しました。具体的な内容は、あってよかったマイ ナンバーカード、健康保険証や運転免許証として利用、持ち歩いても大丈夫か、カードの 安全性、 公金受取口座登録制度との関係についても解説を加えました。