「スマホを賢く使って安全に楽しく暮らすヒント」

主催:霧島市消費生活センター
昨日は茨木県日立市にて本プロジェクトのセミナーを終えた廣重氏が長時間の移動の後、霧島市に到着、早朝のセミナーに駆けつけました。最近では高齢者の方でもスマホを利用される方が増え、その使い方、特に安全かつ様々な機能を生かした使用方法については大変興味のあるところです。例えば、スマートフォンを紛失した時の連絡先は?スマホの契約内容を把握していますか?等、ハッとする質問から始まり、フィシング詐欺 やワンクリック詐欺、サポート詐欺、普段利用している銀行や会社からパスワードを入力するメールが届いた場合の対応、等々、悪質な事例を挙げて回避する方法を学びました。また、それとは逆に便利なアプリやネットサービスについて楽しい情報も提供されました。

「マイナンバー制度と私達の暮らしへの影響 」

主催:石川県消費生活支援センター
政府が推奨するマイナンバーカードですが、何かと不安も多いものです。本セミナーはカ ードそのものの実態をよく知ることから始まり、安全性や利便性に加えて、マイナンバー カードに関わる詐欺被害等ついても解説しました。具体的な内容は、あってよかったマイ ナンバーカード、健康保険証や運転免許証として利用、持ち歩いても大丈夫か、カードの 安全性、 公金受取口座登録制度との関係についても解説を加えました。

「サプリメントや健康食品の上手な使い方」

主催:福島県伊達市消費生活センター
伊達市は減塩を推奨する「健幸都市」をテーマに スポーツを薦めるキャラクターを登場させるなど の取り組みについて、講師の今川氏が話した後に 、本題のサプリメントのメリット・デメリットの 詳細な説明に入りました。サプリメントの基本は 食品に分類されるもので、病気の治療を目的とし たものではないこと。ビタミンやミネラルなどの 健康増進に役立つものを効率よく摂取できるもの であること、栄養機能の補完を行うものであるこ と、治療中の病気があれば必ず摂取の前に医師に 相談することなど、貴重なアドバイスと役立つ情 報が伝えられました。

「広告とインターネットの裏側教えます」

主催:砺波市消費生活センター
講師の張氏は広告業界のテクノライターでいらしたこともあり、広告現場の経験も豊かです。講義の冒頭は「景品表示法」に規定された消費者保護の不当表示である「優良誤認・有利誤認・その他の表示の禁止」について事例をあげて説明されました。また、化粧品に認められた効能・効果の表現の56の内容や、ネット時代の消費者行動や行動心理学・行動経済学から始まりネット通販の問題点や落とし穴について注意喚起し、最後は気を付けるべき事について敏感になろう、と締めくくりました。

「知らない成年後見制度の実像」

主催:成田市教育委員会生涯学習課
今回は主催者として教育委員会の要請を受けての 開催となりました。成田市生涯教育大学院 2年教 養クラスの一部としてのセミナーです。講師の張 公明氏はご自身も自治体の市民後見人として複数 人のお世話をされて来た経験をもって、詳しく解 説されました。例えば、法定後見では判断能力の 程度で補助・補佐・後見 の三分類されているこ と、介護保険が法律で後見制度を後押ししている こと、成年後見人の権利義務について、死亡によ り発生する事務活動など、全く予想ができない多 くの事柄があることがわかり、大変、勉強になり ました。受講いただいた方々にもお役にたてたの ではないかと思います。