「食生活から見る中高年のアンチエイジング」

主催:砺波市消費生活センター
久しぶりの座学による本来のセミナーの開催となりました。参加者も40名を越え、密を避けるために限られた席数ということもあり、立ち見も出る盛況でした。講師の中西先生もいつもにも増して名調子で、お話に熱が入ります。内容は発酵食品の歴史に始まり、体に良い発酵食品ベスト6は、1位 納豆、2位 ヨーグルト、3位 味噌、4位 チーズ、5位 酢、6位 ぬかみそ、で、特に、納豆、ヨーグルトは塩分がない点が優れている、とのことです。また、若さを保つ食事には、発酵食品だけでなく、タンパク質、カルシウム、食物繊維、も充分に摂ることが大切で、さらに、脳の活性化を図る食事は会話を忘れず、ゆっくり楽しく食べることだそうです。中西氏のお話は終始、大変分かりやすく好評をいただきました。

「キャッスレス決済の基本知識や身近なトラブルについて」

主催:成田市役所 経済部 商工課
経済産業省の「キャッスレス・ビジョン」では2025年の日本国際博覧会までにはキャッシュレス決済比率を40%とする目標がありますが、現在は29.7%でその内90%がクレジットカード、と語る講師の宮下氏は、外国でキャッシュレス化が進む理由と日本で進まない現状について説明しました。また、ご自身がキャッシュレスで過ごす1日を具体例に、その利点としてのポイントやキャッシュバックについても解説を加えました。受講された方の中にはご高齢の方も多く見られましたが、関心の高いテーマであったと感じました。

「食生活から見る~中高年のアンチエイジングと発酵食品の知恵~」

主催:萩市消費生活センター
コロナ禍もやや落ち着きを見せはじめましたが、本セミナーは予定通りのリモート開催と なりました。講師の中西氏は大学の講義もリモートで行われているようで、座学と何ら変 わりなくテンポよく話され、PCの画面越しながら参加者の反応が伝わって来ます。講義 は日本の発酵食品の歴史からはじまり、プレーンヨーグルトは日本の万博のブルガリア館 がきっかけとなったお話、ぬか漬のぬか床は素手で混ぜても一切の雑菌がない、発酵食品 の中でも納豆とヨーグルトは塩分がなく優れている、など、楽しく興味深いお話が満載で した。 参加者から、「具体的で分かりやすく、楽しいお話で、笑いました。感動しました。元気 が出ました。」「アンチエイジングをめざします。」「今度はお会いしてお話を聞きたい 。」「中西先生の、明るいお人柄が出て、思わず笑顔になるので、これぞアンチエイジン グです」等たくさんの感想をいただきました。

「食品の表示~安全な食品をえらぶために知りたいその読み方~」

主催:新潟県消費生活センター
コロナ禍も収束に向かう兆しも見えはじめた中、十分な距離を開けて感染対策を行い開催されました。今回は本プロジェクトでは初のテーマで、講師の斎藤俊子さんも初めてのご講演です。食品は誰しもが一生必要とするものですが、食品の安全性に関係する表示については複数の法律や規制によるルールがあるものの、その内容については、あまり周知されていないのが現状です。本講演では安全な食生活を送るうえでの具体的な表示に関する知識を学びました。例えば、生鮮食品や畜産物、水産物、穀類、加工食品の表示とその見方等、普段、目にしているようで、殆ど理解できていませんでした。講演後は熱心な質問される方もおられ、関心の高いテーマであったことが理解できました。

「サプリメントの上手な使い方」

主催:柏市消費生活センター
コロナ禍にあって細心の注意をはらい、人数を限っての二部開催となりました。参加者は地域の消費生活コーディネーターとしてボランティアで活動されている方々です。日ごろから勉強意識が高いとあって、熱心に聞き入る様子が伝わってきました。2019年の死因の第三位は「老衰」であるとのこと、講師の今川氏は「健康」は以前は目的であったが、本来は自分なりの生き方を生きるための「手段」であるはず、と説きます。サプリは薬ではなく健康を維持するものであり、その必要性も人夫々、自分に合ったものを上手にとること大切、高齢になれば多くの栄養分を摂取するための食欲も低下するので、不足した栄養分を補う利点がありカロリーも低い。「運動」「休養」も忘れずに、とのアドバイスもありました。