「悪質商法の被害にあわないために」

主催 山口県県民生活課消費生活センター
 平成29年度消費者リーダー養成講座の一環として「悪質商法の被害にあわないために」のテーマで開催されました。 萩市の消費者モニターとして2年間の任期を終了し、これから消費者リーダーとしての活躍を目指し女性20名男性2名の参加がありました。 講座では商品を購入した例題を挙げ、例題ごとに解約できる契約なのかどうかを、クイズ形式で学んだり、傾聴の仕方を2名一組でロールプレイングしながら体験したり、盛り沢山の内容を皆さん熱心に受講されていました。 最後に講師の廣重氏は、悪質商法の被害にあわないためには賢い消費者が増えることが大切、学んだ知識を皆さんも近所の方に広めていってくださいと話されました。

「ジェネリック医薬品とサプリメント」

主催 平塚市市民部市民情報・相談課
 ジェネリック医薬品はどのように認可され、価格設定されているか等、一般的にあまり認識のない内容についてご説明いただきました。まず、ジェネリック(後発医薬品)は先発医薬品の有効成分の特許が切れたことにより、安くできること、但し、有効成分以外の特許が切れていなければ、全く同じ物はできず品質に違いがあること、認可に関してヒト試験データは免除されているとのことです。その後、参加された方は関心が高く、処方された薬の副作用や量、複数の種類が処方されているが全部服用するべきか、等々、非常に熱心な質問がありました。後半のサプリメントではその種類や有効性と、上手な利用方法について解説されました。

「ちょっと待て、その通販の契約」通販を安全に利用するために。

主催 熊本市消費生活センター
 台風一過の晴天に恵まれ、熊本城から程近い教育センターには40名を越える方が来られました。ネットの普及に伴い、最近ではご高齢の方々も通販を利用されて、急激に売り上げが拡大しています。また、その一方で、知らぬ間に、定期購入へ導入された等、契約上の消費者トラブルも多発していいます。そのような現状を踏まえて、安全な利用方法や上手な対処方法について、解説いただきました。ネットに不慣れな方もテレビショッピングは気軽に利用されているようです。通販には基本、クーリング・オフ制度はありませんが、自社の規定で、それに準じる返品の規定を設けている会社もあり「返品に関する規定」を確認し、購入することが大切であると強調しました。

「消費者被害をクイズで学ぼう」

主催 富山県消費者団体連絡会
 「悪質事業者の被害に遭わない」をテーマに開催されたイベントの中で、本セミナーが行われました。来場者は親子で来られる方が多く、お子様でも分かりやすく、厭きることなく興味を持って学んで戴けるように「ちびまるこちゃん」のDVDを使用しながら、消費者問題を解説の後、クイズ形式で進める30分セミナーを3回行いました。また、最近の消費者被害の事例として、小学生が両親のクレジットカードを利用し、ネット上のオンラインゲームで高額な請求を受けている内容を説明し、問題点を解説、被害に遭わないように注意喚起されました。参加していただいた学生さんやお子様には粗品を進呈させていただきました。

「お墓とエンディングノート 終活を楽しむ3つの秘訣」

主催 長野市消費生活センター
 今回は市民の方の関心が非常に高いテーマということもあって約45名の方が受講されました。一言で「終活」といっても内容は、エンディングノート、断捨離、終の住まい、葬 儀、墓、相続、とあり、夫々、人によって事情や希望は異なりますから、まず、自分の考えを確認し整理し、伝えるにはどのような手法があるか、を事例でご説明いただきました。また、終活には介護も視野に入れることや、墓は多死社会の課題であり不足が見込まれる中、何を選択するかが問題であることや、エンディングノートは法的意味のある遺言ではない、ということなども分かりやすく教えていただきました。