「衣食住に関する便利な知識」

主催 伊達市消費生活センター
 10月25日の長岡市に続き、講師の廣重氏が衣食住に関するタイムリーな情報を提供しました。衣生活に関連して、経済産業省が子ども服のひもの安全基準に関わるJIS規格を作成したことを紹介。近年、子ども服のひもが原因で起きる事故に注意が向けられているそうです。住生活に関しては、「賃貸のアパートを退去するとき、クロスの張替代などを請求されたが、敷金から相殺して支払わないといけない?」というクイズを出題。正解は「支払わなくてもよい」。張替代などの費用は月々の家賃に含まれているため、敷金から差し引くのは誤りだそうです。このような大事な知識について、廣重氏は楽しいクイズ形式で解説。参加者の反応は大きく、質疑応答も活発に行われました。

「衣食住に関する便利な知識」

主催 長岡市消費生活センター
 今回のテーマは「衣食住に関する便利な知識」。講師の廣重氏が、衣食住にまつわる最新動向を解説しました。まず衣生活については、平成28年12月から開始される新しい衣類の「取扱い表示」の概要を説明。続いて食生活に関連して、「食品ロス」の問題を取り上げました。日本では、「食べられるのに廃棄される食品」を意味する「食品ロス」が年間642万トンと試算されており、この量は日本が輸入している食品の量と同等だそうです。3つ目の住生活については、「不動産の売買で事業者が履行に着手した後は契約解除できない」など、暮らしにまつわる知識を伝えました。このほか、「通販を利用するときは事業者が返品ルールを設けているかを確認すること」といったダイレクトセリングに関わる知恵も紹介し、充実した講座となりました。

「薬とサプリメント」

主催 MCSネット萩
当協会にはサプリメントを扱う事業者が多くあり、関心のあるテーマでもありました。機能性表示食品の登場により活況を増すサプリメント市場ですが、その有効性と危険性について詳しく分かりやすくご解説をいただきました。参加者は10名程度でしたが、講師の石橋氏が医師であることから、自分の健康状態やダイエットに関すること等の質問が飛び交い、大変有意義な時間となりました。サプリメントを正しく知って、上手に付き合い、健康な生活をおおくりください。

「消費者力を高めよう」

主催 伊達市消費生活センター
福島県では昨年の12月に市内で行ったセミナーに続いて2か所目の開催となりました。雨模様の中、予定していた30名の方、ほぼ全員が来場、冒頭の当協会からの挨拶も温かく耳を傾けてくれました。廣重講師から出された「自己紹介ゲーム」でも、素直に熱心に取り組む姿勢は、穏やかな地域制やコミュニケーション力を感じさせてくれるものでした。一方、悪質な事業者の勧誘に対しては、毅然と断ることが肝心であり、その使い分けこそが、消費者力であると感じさせてくれました。今回のセミナーが好評とのことで、終了後すぐに続編として「消費者力を高めようⅡ」の10月開催が決定しました。再度お目に掛かれる日を楽しみにしています。