「通販を安全に利用するために」

主催 小浜市消費生活相談室
今回のテーマは通信販売です。サブタイトルの「ちょっと待って! その通信販売の契約」の通り、通販を利用する際の注意点を解説しました。通販にはクーリング・オフの制度がありません。そこで消費者は、あらかじめ「返品に関する規約」を確認し、契約条件について納得した上で買い物をすることが大事だと説明しました。また、悪質事業者との間で起きたインターネット通販のトラブル事例を挙げ、事業者の信用性を確かめる重要性を強調。「その事業者が業界団体から認定マークを付与されているか」などが信用性の目安になるといいます。開催当日までの数日間、小浜市は記録的な降雪量でしたが、熱心な消費者の方々が参加し、「悪質なサイトを見分けるポイントはあるか?」など質疑応答も活発で、充実したセミナーとなりました。

「消費者力アップ講座」

主催 福島市消費生活センター
伊達市に続き福島市消費生活センターの要請を受けて開催しました。最近では地域連携の会議等で本プロジェクトが話題になることが多いようで、同地域からの問い合わせが増えて来ました。更に広範囲に波及し、より多くの消費者がより賢くなってくださることを期待しています。 さて、本セミナーは3時間という長時間の設定で行われたため、受講者の負担が大きく懸念されましたが、幸い25名の熱心な方々が参加されました。セミナーテーマはいつも要望の多い「消費者力アップ」ですが、時間の余裕もあることからワークショップも交えて積極的な参加を求めるものとなりました。ご高齢の方には少しご負担もあったものと思いますが、聞くだけの座学では身につかない実践的な内容となりました。ご参加の皆様、お疲れ様でした。

「悪質商法の被害に遭わないために」

主催 一宮市経済振興課  参加者40名
愛知県では一昨年の豊橋市に続いて二か所目の開催となりました。一宮市では消費者向けのセミナーを定期的に開催されているそうで、受講者の中にはご常連も多く、和気藹々とした雰囲気で始まりましたが、会場は講義が進につれて次第に熱気を帯び、質問コーナーでは熱心な質問が飛び交いました。加えて、実践編では「クーリング・オフの書面作成」や「お断りトーク」等を通じて、すぐに役立つ技術を学んでいただきました。意外にも参加者の半数近くが男性で、消費者問題に対する地域の関心の高さが伺えました。2月21日には「一宮市消費生活フェア」でまたお目に掛かります。