「悪徳商法・不当請求の未然防止や対処法」

主催:浦安市消費生活センター
本講義では、まず「契約」についてクイズ形式で解説しました。具体的には、スーパーでの買い物や電車に乗ることも「契約」であり、「申込」と「承諾」による当事者の合意があれば成立するということです。最近ではスマホ利用による通販のトラブルが多発していることから、契約の原則に留意し、それらに対処する方法を学びました。また、様々な詐欺や悪質商法の手口を事例にあげて、これもクイズ形式で分かりやすく説明した後に、被害に遭わない基本は「きっぱり断ること」と言われ、クーリング・オフ葉書の書き方を雛形を配布し解説しました。

「サプリメントや健康食品について」

主催:砺波市役所 市民生活課
本日の講義の内容は
1.サプリメントの実態、種類 
2.サプリメントの見分け方、選び方
3.サプリメントの上手な使い方 
4,サプリメントに関するトラブル です。

サプリメントと一言で言ってもその種類は「いわゆる健康食品」「機能性表示食品」「栄養機能食品」「特定保健用食品」があります。まず、その見分け方と違いを説明しました。また、上手な使い方として、自分に必要なものであること、治療している病気があるときは必ず医師に相談すること、メリット、デメリットを正しく知ること、などをあげました。最後に「私はサプリメントをどのように活用する」というご自身の方針を書いていただくなど、実際に役立つものとなりました。

「理想のマイホームのためのリフォームトラブル回避法」

主催:久慈市消費生活センター
久慈市が主催する「消費者力アップ講習会」は年間7回予定されています。今回はその第1回目です。住宅リフォームは一生のうちで何度も行うものではなく、金額も高額となることから、慎重な準備や事業者選びが必要と語るのは講師の石田氏です。大事なことは業者任せにしないで、参加型で楽しみながら進めていくことだそうです。業者も沢山ありますが、訪販業者だけをとっても健全な事業者もあれば悪質なものもあります。社名も名乗らず名刺も出さずに、いきなり点検を提案する業者は要注意、その他、悪質な手口について解説しました。また、健全な事業者は必ず請負契約を作成するので、その詳細について納得いくまで確認し、合い見積もりを取ることも大切。万一、トラブルになった際の相談先、紛争支援センター等についても紹介しました。

「スマホを賢く使って、安全に、楽しく暮らすヒント」

主催:鹿児島市消費生活センター
最近では高齢者の方も多くがスマホを使われておりますが、SNS等の利用によ るトラブルも頻発しています。賢く安全に使うポイントをITインストラクターの米津講師がご自宅からリモートで解説しました。まず、日ごろのスマホの利用目的の確認として、メール、電話、写真、ネットショッピング等、確認してみることから始まり、指紋認証やパスワード、ロック機能等のセキュリティーの状況、紛失した際の連絡先や契約内容の確認が大切と説きます。また、SMSを利用したフィシング詐欺の事例や大手通販サイトに似せたサイトに誘導する偽メール、SIMスワップ詐欺、ワンクリック詐欺、等の事例を通じて注意を促しました。 更に、日常で使える便利な機能や便利なアプリ、災害時に役立つ災害伝言ダイヤルについて紹介するなど、大変、内容の濃いものとなりました。

「若さを保つ食生活」

主催:福島市消費生活センター
最近、何かと話題の発酵食品ですが、当セミナーにおいても一番人気のテーマです。会場では人数制限があり、入場をお断りさせていただきました。講師の中西先生はお話も面白く、あっという間の90分となりました。まず、老化について、肉体的老化は新陳代謝、免疫力、筋力等の低下、精神的老化は脳の老化による注意力、集中力、記憶力の低下だそうです。そこで、アンチエイジングのための食生活に欠かせないのが、発酵食品で、納豆、ヨーグルト、味噌、チーズ、お酢について、その歴史や有効性、優れている点を解説していただきました。また、あわせて高齢者に欠かせない、カルシウムとタンパク質の多い食品について例を挙げてお話しされました。ご参加できなかった方のために、次回も要請があれば派遣させていただきます。