主催:香取市消費者協議会
薬には病院で処方される医療用医薬品と薬局で購入できる一般用医薬品(OTC)があります。
医療用医薬品は「あなたのため」に出す個別の薬で、余ったからといって他人にあげてはいけません。
飲み忘れたからといって二回分まとめて服用してはいけません。
余ったからといって保存しておいて「将来、同じ症状が出た際に使おう」と考えてはいけません。
先発品とジェネリックは効果は同じですが、ジェエリックは安価という違いがあります。
薬剤を飲むときはお水にしてください。水以外だと効果が弱まったり副作用が出やすくなるなどのリスクがあります。
冷蔵庫で保管すると品質が変化することがあるので、特に指示がない場合は薬箱で保管しましょう。
お薬手帳は一冊にまとめて、サプリメントの利用歴も書いておきましょう。使わない薬はゴミ箱に捨ててはいけません。幼児が口に入れるリスクがあります。
医薬品とサプリメントを併用する場合はかかりつけ医に相談しましょう。ご注意ください。
4月から同じ処方箋が3回まで使える「リファイル処方箋」の制度が始まりました。
主催:福島市消費生活センター
オミクロン株のまん延防止期間中とあって、残念ながらリモート開催となりました。「サプリメントや健康食品の上手な使い方」の目的は当然ながら健康にあります。今川さんのお話はいつもの健康寿命の考え方や目的についての確認から始まりました。つまり、健康は目的ではなく自分なりの生き方をするための手段であると説きます。また、サプリは薬ではなく健康を維持するものであり、その必要性も人夫々、自分に合ったものを上手にとること大切、高齢になれば多くの栄養分を摂取するための食欲も低下するので、不足した栄養分を補う利点がありカロリーも低い。「運動」「休養」も忘れずに、とのアドバイスもありました。
主催:徳島県危機管理環境部 消費者くらし安全局 消費者政策課
徳島駅前のシビックセンターはとても便利な場所にある立派な建物です。シビックセンターは元のプラネタリウムを改装したそうで、天井も高く快適な空間です。今回、そこにお集りの方は「くらしのサポーター、消費生活コーディネーター」の皆様で、日ごろは様々な活動をされておられます。今回はテーマに則した事例を元に講師の解説を加え学んでいただきました。景品表示法に関する事例はいずれも消費者にとって身近な問題です。消費者庁の措置命令を受けた空気清浄機の事例や、サプリメントの新聞広告、金運を呼び込む置物などの広告を例に、参加された皆様に是非をご判断いただく場面もあり、分かりやすく印象に残る内容であったと思います。
主催:富士市市民安全課
富士市はその名の通り富士山の素晴らしい眺めがあらゆる場所から望めます。会場の消防庁舎は市役所のお隣で、大会議室の7階からは更に素晴らしい姿を楽しむことができました。今回はコロナ禍の中35名のご参加がありました。ご高齢の方もいらっしゃいましたが、ネット広告には関心も高く、今や生活の中の必需品であることが分かります。
講義内容は「あなたを守るための広告、3大不当表示」として「優良誤認」「有利誤認」「その他誤
解されやすい表示」について解説し、行動心理学や行動経済学を採り入れた事例として「希少性に飛びつきやすい」「権威に弱い」等々の注意点はとても勉強になりました。ネット広告を上手に利用されて快適な消費者生活にお役立てください。
主催:三重県 くらし・交通安全課
今回は三重県の要請を受けて、消費生活相談窓口担当者研修として相談員の皆様に訪問販売・電話勧誘販売・連鎖販売取引の最近の相談事例とその対応について、学んでいただきました。訪問販売では「台風被災エリアを訪問し、火災保険で家屋を修理できる」として申請をサポートするトラブルを、電話勧誘販売では「空き時間で簡単な副業がある」としてテキスト教材の購入を勧誘するトラブルを、連鎖販売取引では「簡単に儲かるアルバイ
トがある」と言われ、契約の46万円は消費者金融で借りるように説得された、等の事例です。コロナ禍にあって、リモートでの開催でしたが、参加された皆様からは、とても勉強になったという感想をいただきました。本プロジェクトは基本、消費者の方を対象としておりますが、今後、このような研修会にも積極的に講師を派遣していきます。どうぞ、ご活用ください。