過去のセミナー

テーマ 「インターネットなど通信販売の事例と相談対応について」
開催日程 2023.11.15
開催場所 Zoomによるオンライン授業
開催時間 10:30から12:00 参加者27名
講師 市川 伸一氏
概要 主催:若手県立県民生活センター
岩手県内の消費生活センターに勤務する27人を対象に開催。市川伸一講師が説明した内容をご紹介します。今年6月の特商法改正では、テレビや新聞の広告を見て電話を掛けてきた人に、広告以外の商品の購入を勧める「クロスセル」、別の価格の高い商品を勧める「アップセル」が電話勧誘販売規制の対象になりました。また、初回の低価格購入の契約をしたら一定期間の購入契約が含まれている「定期購入」や「サブスク」がらみの相談が多く、2022年は9300件で、前年から80%増加しました。今年10月、改正景表法のステマ規制も始まりました。アフィリエーターやインフルエンサーが第三者を装って商品宣伝をすることを規制するものです。健康商材についての広告は強調表示の傾向が見られます。明確な根拠を示すことが不可欠でそれがないと優良誤認になります。健康不安や医者不安を煽るものも多くあります。これらは、薬機法違反だけでなく健康増進法の違反にもなります。健康増進法でも、著しく事実に反して誤認させる表現を「不当表示」として禁止しています。また、ネット通販においては消費者が最終確認画面を記録することが不可欠です。そのやり方を指導することが必要でしょう。と解説しました。
テーマ 「ジェネリックとサプリメントの上手なとりかた」
開催日程 2023.10.22
開催場所 長太大木集会所
開催時間 10:30から12:00
講師 今川 良枝氏
概要 主催:鈴鹿亀山消費生活センター
今回のセミナーは長太町の集会場での講演とあって地元のご高齢の方が大半で、開始、15分前までは会場にはお一人しかおらませんでしたが、その後、次々に来場されて、開始ごろには30名を超えていました。今回のテーマであるジェネリック医薬品は効き目も安全性も同等な後発医薬品で、先発医薬品と差はないこと、製品によっては服用しやすいように大きさや味・香りなどを改良したものもあり、開発費用が少ないために低価格で処方されているので、医師や薬剤師に言ってほしい、とのことでした。また、サプリメントは健康維持・増進に役立つもので、医薬品のような効果を期待するのではないが、自分にとって必要な成分を手軽に摂取することができる利点があるので、 食事量が減った高齢者には適したものである、 との説明もありました。最後に健康は目的ではなく、生活の質を維持・向上させるための手段である、との正しい認識をもって楽しく、元気に過ごしていただきたい、と締めくくりました。
テーマ 「広告とインターネットの裏側 教えます ~これで大丈夫。いえ、それが危ないのです。~ 」
開催日程 2023.09.22
開催場所 石川県幸町庁舎2階 消費生活支援センター大研修室
開催時間 13:30から15:00 参加者35名
講師 張 公明氏
概要 主催:石川県消費生活支援センター
石川県が主催する消費者セミナーの今年度の第三回目のセミナーに講師派遣のご協力をさせていただきました。講師の張氏は引き出しの数が多く、特にお墓や終活をテーマにご講演いただく機会がありますが、今回はインターネット広告についてお話しいただきました。まず、消費者を守る広告の三大不当表示の規制として⓵「優良誤認表示の禁止」②「有利誤認表示の禁止」③「その他、誤認されるおそれのある表示」が規定されており、更に③の種類として、今年10月にステマ広告規制が追加されたことを説明しました。同規定は一般消費者が事業者の表示であるとは見えない、例えば、あたかも消費者の感想のようにな表現で安心させる手法です。また、未だトラブルが絶えない、詐欺的な定期購入商法についても、事例を挙げて注意喚起されました。
テーマ 「キャッシュレス決済〜知っておきたい仕組みと注意点〜」
開催日程 2023.09.12
開催場所 茂原市役所 5階 502会議室
開催時間 13:30から15:00 参加者32人
講師 宮下 直也氏
概要 主催:茂原市役所 市民部生活課
茂原市役所のキャッシュレス決済の事例も出しながら、世界的に進むキャッシュレス決済の現状、遅れている日本も急激にその傾向が進むことがうかがえる内容でした。「キャッシュレス決済とは何か」「前払い、即時払い、後払いの比較」「日本のキャッシュレス決済比率は36%」「日本のキャッシュレス事情 千葉県は1位」「日本のキャッシュレス事情」「外国でキャッシュレス化が進む理由」「利用方法その1 前払い式の電子マネー」「利用方法その2 スマートフォン決済」「キャッシュレス モバイルペイメントの時代へ」「キャッシュレス4・0顔認証・音声・デジタル通貨決済」などについて、宮下講師が第一部で語られました。休憩をはさんだ第二部のテーマは世界で利用が拡大する「仮想通貨(暗号資産)」についてでした。台風一過の晴れ渡ったなかでの開催で、質問も活発に出て、大変盛り上がりました。
テーマ 「体にいい発酵食品の取り方について」~味噌、塩麹、ヨーグルトなど~
開催日程 2023.09.05
開催場所 岩倉市生涯学習センター 研修室1
開催時間 10:00から11:30 参加者44名
講師 樋口 明子氏
概要 主催:岩倉市建設部商工農政課
前回の東京農業大学の中西載慶先生の発酵食品の効果についての続編として、今回はナチャラルフードコーディネーターの樋口明子氏が具体的な料理に関する講義と併せてレシピを紹介しました。参加者の方はやはり女性が多く、講師が手作りした塩麹のつけものやパンなどを試食しながら、楽しく学びました。人間の体内で作られる酵素は加齢と共に減少するそうで、積極的に食事かれ取り入れる必要があるそうです。また、具体的なレシピとして「塩麹」「甘酒」「小豆甘酒」「玄米豆乳ヨーグルト」「ザワークラフト」「水ぬか漬け」など、美味しく身体に良いものが多数レジュメと共に配布され、お持ち帰りいただきました。

全国流通直販協会は、ネットワークビジネス、宣伝講習販売、電話勧誘販売、戸別訪販などの販売会社を対象に81年に発足しました。
特定商取引法や薬機法のコンプライアンス教育を行ったり、クーリングオフ制度や中途解約等、独自の消費者相談窓口を通じて消費者相談に応じることで、
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